心の底からお勧めしたい心がほんわかする本「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」
こんにちは、淑女です。
最近読んだ本で、「なんだこれ…最高すぎる!」と思った本があるので、今日はその本をご紹介していきます。
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし
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今日をお勧めするのは、こちらの「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」。
阿佐ヶ谷姉妹の2人が交代交代でエッセイを書いています。
内容紹介(BOOKデータベースより)
40代・独身・女芸人の同居生活はちょっとした小競合いと人情味溢れるご近所づきあいが満載。エアコンの設定温度や布団の陣地で揉める一方、ご近所からの手作り餃子おすそわけに舌鼓。白髪染めや運動不足等の加齢事情を抱えつつもマイペースな日々が続くと思いきや―。地味な暮らしと不思議な家族愛漂う往復エッセイ。「その後の姉妹」対談も収録。
目次(「BOOKデータベースより」)
第1章 阿佐ヶ谷ふたり暮らし(6畳1間の布団事情;虐げられている物達;似たもの同士、でも。 ほか)
第2章 妙齢事情(妄想老後;占い師全員に「今年は最悪」と言われて;カーブスはおばさまの聖地です ほか)
第3章 引っ越し騒動(私達、引っ越し検討し始めました;理想だらけの物件の条件;内見珍道中 ほか)
ふたり暮らしから、お隣暮らしへ―「その後の姉妹」対談
感想(ややネタバレあり)
テレビで見る阿佐ヶ谷姉妹そのまま!文からも伝わってくる温かく優しい人柄で日常が綴られています。
基本はくすっと笑ってしまい、ほっこりするようなお話しなのですが、目頭が熱くなるようなものもところどころに散りばめられており、あっという間に読み終わってしまいました。
読み終わるのがもったいない!と思うほどに、楽しんで読むことができる本です。
芸人さんだけあってお話の組み立て方がとても上手で、本をあまり読まない人でも読めると思います。
実際、私の友だちのあまり本を読まないという人に貸しましたが「めっちゃおもしろい」と言っていました。
とても読みやすく、読むとほっと穏やかな気分になれるので、常に持ち歩いていた時もありました笑
わたしが好きなお話はもう本当にたくさんあるのですが、敢えて一つ選ぶとするならば「朝陽のこと」というお話。
阿佐ヶ谷にある中華定食屋さんの奥さんが亡くなってしまったことを綴っているのですが、最初に読んだときは号泣。まさかこの本で泣かされるとは思っていませんでした笑
何度読みかえしても目元がじんわり熱くなり、大切なことを思い出させてくれる気がします。
今の時代、Youtubeの本要約チャンネルなどで情報を得られる時代、本を読む必要なんてないんじゃないか、と思っていましたが、本には本の良さがあるということを再認識させてくれました。
文章や言葉選びからその人が感じていることを受け取ることができる楽しさ。
やっぱり本って面白い!というか、エッセイって面白い!いや、阿佐ヶ谷姉妹が面白い!!
本当に「あ、好きだ~」と思ったので紹介してみました。
2020年2月に出版している本なので、読んだことがある人もたくさんいるかとは思いますが、読んだことない人は本当にお勧め!
阿佐ヶ谷に行きたくなること必須!
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