スナフキンのパパ・ヨクサルの名言や性格は?
こんにちは、淑女です。
ムーミンシリーズに出てくるヨクサルというキャラクターをご存知でしょうか。
スナフキンの父親なのですが、原作やアニメでも登場回数はごくわずか。にもかかわらず人気があり、グッズなども高値で取引されています。
そんなヨクサルのキャラクターや名言をこの記事ではご紹介していきます。
ヨクサルってどんな人?
若きムーミンパパの冒険仲間のひとりで、スナフキンの父です。息子のスナフキンとよく似ていますが、ヨクサルは猫のような目をしていて、古ぼけた帽子に紐を飾っています。彼は何かを禁止されるのが大嫌い。マイペースで、ふだんは眠るか、食べるか、うつらうつらして、のんびりと過ごしています。王さまの島で出会ったママミムラ(ミムラ夫人)に惚れ込み、ふたりの間にスナフキンが生まれました。
ヨクサル – ムーミン公式サイト (moomin.co.jp)
ヨクサルはスナフキンの父親ということもあって、かなりの自由人です。
スナフキンは「入るな」という禁止の立て看板があると抜き取ってしまいますが、父親のヨクサルはわざとその場所に立ち入り昼寝をしてしまうほど。そんな親子ですが、スナフキンが「ものごころついたときから一人で旅をしていた」と語っていたため、父子二人が共にした時間はほとんどなかったと想像できます。
スナフキンの母親でもあるミムラ夫人とも不倫関係だったということもあり、不倫に育児放棄という世間から見たら非難されそうなヨクサルですが、その突き抜けた自由奔放な生き方に憧れる人も多くいます。
アニメ版では「楽しいムーミン一家」でのムーミンパパの昔話に、小説では「ムーミンパパの思い出」だけに登場します。
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アニメ版でのヨクサルの声優は、スナフキン同様、子安武人さんが演じています。
ヨクサルの名言
そんな自由人なヨクサルの名言をまとめてみました。
1
歌をうたい、りんごを食べ、朝ねぼうを好きなだけできる自由!それこそが、人生のだいごみというものなのさ。それと「すぐにやるのですよ」なんて、せっつく人がいないこと。そんな人はかってに、好きなようにさせておくのさ!
2
まっすぐ、どこまでもどこまでも進んでいこうよ。ユラユラ、ウトウト、いつまでも、どこにもたどり着かないで!
3
有名になるなんて、じつにつまらないことだよ。はじめは愉快だろうけど、そのうちなれっこになって、やがていやになるんだ。
4
どこへ行こうが、ぼくは、かまわないよ。ぼくには、どこもみんな、いいところなんだ。
この名言から分かるように、ヨクサルはかなりの自由人です。
あまりの自由人っぷりに、旅仲間のムーミンパパはフレドリクソン(スニフの父親)に少し文句を言うと、フレドリクソンはこのように返しました。
「そういっちゃいけないね。それは反対で、ヨクサルのほうが、案外色々と気を使っているのかもしれないよ。落ち着き払って、適当にね。
ぼくたちは、一番大切なことしか考えないんだなあ。きみは何かになりたがっている。ぼくは何かを作りたいし、僕の甥は、何かを欲しがっている。それなのにヨクサルは、ただ生きようとしているんだ。」
ただ生きること、言葉にすると簡単なのですが、これがとても難しい。
ヨクサルのありのままを生きようとする自由さにファンが多いのも納得ですね。
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